有機・無機複合化技術による電気自動車向け絶縁材料の開発
研究責任者 |
青木 裕介 三重大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | EV、HEV向けの絶縁材料として産業界の要望に応える性能目標を有する材料の実現を目指して、有機・無機複合技術による熱硬化型絶縁材料の開発を行った。その結果、既存の材料では実現困難であった「250°Cで連続使用可能な耐熱性」、「熱衝撃に耐えうる柔軟性」、「50kV/mm以上の絶縁耐圧」を有する硬化体を得ることが出来た。今後は、EV、HEV向けの材料としての実用化に向け、より高性能で、かつ、低コストで製造可能な材料の製造技術を確立するための実用化研究を進めていく予定である。
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