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酸化還元反応を利用した熱電変換素子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小林 航  筑波大学, 数理物質系, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発の目的は電気化学ゼーベック効果を利用した薄型熱電素子において、(1)1mV/K程度のゼーベック係数を得ること、(2)室温において性能指数ZT=10^-3程を達成することであった。本研究によりLiCoO2電極において約1mV/Kの電気化学ゼーベック効果が、LixC6電極において約0.25mV/Kが得られた。またこのLixC6電極のゼーベック係数を用いて得られた性能指数は10^-4となった。本研究の知見をいかしさらに大きなゼーベック係数を有する材料の開発を行うとともに、室温付近の廃熱を安価に電力に変換できる素子の作製を企業と共同で行っていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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