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緑内障治療に有用なβ-1,3-グルカンの酵素合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 磯野 直人  三重大学, 大学院生物資源学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要微細藻類Ochromonas danica由来β-1,3-グルカンホスホリラーゼの組換え酵素を用いて、直鎖β-1,3-グルカンを合成した。合成条件の検討を行い、重合度10-110の範囲で酵素合成β-1,3-グルカンの鎖長をコントロールする方法を確立した。ラット高眼圧モデル(緑内障モデル)の眼球硝子体内に様々な鎖長の酵素合成β-1,3-グルカンを投与し、内網状層と網膜電図の形状変化を調べた。その結果、重合度70以上の酵素合成β-1,3-グルカンに緑内障モデルの網膜神経節細胞の保護効果があることを見いだした。このように、当初計画した本課題の目標は達成された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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