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次世代モノクローナル抗体作製法を用いたレプトスピラ症高感度診断法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 冨田 昌弘  三重大学, 大学院工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要高性能モノクローナル抗体に基づくレプトスピラ菌高感度検出法を確立し、培養法と比べ、検出時間を数週間から数時間の1/100に短縮することを目標とした。研究開発可能期間と三重県下の浸潤状況を鑑みてL.Hebdomadis (秋やみB)の1血清型に絞って研究を行った。ホルマリン固定したレプトスピラ菌体(秋やみB)を用いてマウスを免疫化後、眼窩静脈叢から得られた抗血清を利用してレプトスピラ生菌との顕微鏡下凝集反応(MAT法)に基づき検証したところ、抗体価の上昇が認められた。そこで、次世代モノクローナル抗体作製法を用いて融合実験を行った。その結果、目的の抗体産生ハイブリドーマの作製が示唆された。今後は、その効率をさらに高め、抗原抗体反応に基づく高感度診断法の確立に展開したい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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