研究責任者 |
平井 隆之 大阪大学, 太陽エネルギー化学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本課題研究では、研究責任者らが独自に開発したスピロピランを用いる分子設計に基づき、水溶液中の低濃度のシアン化物イオン(CN-)を選択的に検出するための分子センサーの開発を行った。スピロピランとクマリンを複合化させた新分子を、CN-を含む水溶液に溶解させて紫外線を照射すると、強い蛍光を示す化合物になることを明らかにした。本分子の特性を利用することにより、当初の目標(1 ppm)を大幅にクリアする15 ppbのCN-を検出できることを明らかにした。
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