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牛流行性神経疾患の生前診断法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐藤 裕之  宮崎大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究の目標は、牛の中枢神経疾患におけるCT検査および脳脊髄液検査の有用性を評価し、病原体の検出および新規バイオマーカーの確立を目指すものであった。CT検査によって水頭症などの器質的病変(構造変化を伴う病変)については高精度に診断可能であった。脳脊髄液検査を利用した感染性疾患の診断では、ウイルス検出には至らなかったが、マイコプラズマ感染症の検出には有用性を見いだした。新規バイオマーカーの確立については、既存の測定装置の故障があり、本研究で導入した検出装置単独では使用が出来ず、十分な結果を残せなかった。今後は症例数の集積と、測定装置の変更による研究継続により、新規バイオマーカーの探索を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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