研究責任者 |
山野 尚子 独立行政法人産業技術総合研究所, ユビキタスエネルギー研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本技術は工業原料のバイオベース化のための研究であり、実用化に向けて、実験室レベルで構築した効率的な生産系をスケールアップする際に生じる問題の解決と、バイオマス由来材料が石油由来と同等の性能を有することを検証することを目的とする。1Lスケールの反応系で、時間空間収率10g/Lh以上、連続的に10日以上生産する系を確立し、kg単位での生産を可能にすることを目標とし、スケールアップした1Lの反応系で10日間に2030gのGABAを収率80%で、さらに熱処理によりGABAから収率95.5%でピロリドンを得ることが出来た。今後のスケールアップには企業の協力が必須であり、更なる研究開発を行いつつ、連携先企業を見出し、バイオベース材料の実用化に繋げたい。
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