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海藻養殖技術イノベーションを指向した藻類生長因子の実用的供給法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 博文  徳島文理大学, 薬学部, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要報告者は大型藻類の付着・共生バクテリアから単離・構造決定された藻類生長促進因子サルーシンを活用した海藻の通年養殖技術の開発を目的に、光学活性なサルーシンの不斉全合成を試みた。今回は195% ee以上の光学活性体の合成(サルーシン供給法の確立)と、2その合成手法を活用した10gスケールの合成(サンプル確保)を具体的な目標として設定し、本研究に取り組んだ。そして、LBA型不斉タンデム環化反応と酵素分割を組み合わせた独自の合成ルートを確立することで、12の目標を共に達成した。今後は合成したサルーシンを人工海水に添加することで、海藻(ボウアオノリやアサクサノリなど)の養殖を展開する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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