海藻養殖技術イノベーションを指向した藻類生長因子の実用的供給法の開発
研究責任者 |
山本 博文 徳島文理大学, 薬学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 報告者は大型藻類の付着・共生バクテリアから単離・構造決定された藻類生長促進因子サルーシンを活用した海藻の通年養殖技術の開発を目的に、光学活性なサルーシンの不斉全合成を試みた。今回は195% ee以上の光学活性体の合成(サルーシン供給法の確立)と、2その合成手法を活用した10gスケールの合成(サンプル確保)を具体的な目標として設定し、本研究に取り組んだ。そして、LBA型不斉タンデム環化反応と酵素分割を組み合わせた独自の合成ルートを確立することで、12の目標を共に達成した。今後は合成したサルーシンを人工海水に添加することで、海藻(ボウアオノリやアサクサノリなど)の養殖を展開する。
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