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食道扁平上皮癌における血中FGFRL1エクトドメインを指標とした早期発見・診断法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土屋 創健  京都大学, 薬学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発は、FGFRL1が食道扁平上皮癌のバイオマーカーとなりうる可能性を探索するとともに、その定量法の確立を目標として解析を行った。その結果、食道扁平上皮癌においてFGFRL1の細胞外領域(エクトドメイン)が切り出されて細胞外に分泌されること、さらにはそれらが糖鎖修飾されていることを初めて見いだした。しかしながら、Western blot法や免疫沈降法、ELISA法を用いた遊離FGFRL1エクトドメイン定量法の確立、さらにはそのためにFGFRL1のエクトドメインに対するマウスモノクローナル抗体の作成を行ったが、十分な定量性及び測定範囲を有する手法は確立されず、今後の課題となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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