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電磁力とメカニカルな振動を利用した原子炉配管内部検査用アクチュエータの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 矢口 博之  東北学院大学, 工学部/機械知能工学科/, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、電磁力とメカニカルな振動の組合せにより、小型で高推進力を発生する内径25mmの管内検査用磁気アクチュエータを開発した。本アクチュエータは、電磁力により励振された複数の振動体が発生する力を制御することにより、管内での往復移動は勿論、T字管内走行にも対処させている。実機を試作して測定した結果、T字部を有する複雑管内をスタックすることなく高速かつスムースに走行できることを確認した。これまで提案されている管内部検査ロボットでは対応できない原子炉などの小口径配管の内部検査の可能性を見出すと共に、更なる小型化への発展が期待できることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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