コンクリート用表面含浸材の応用技術の開発と用途拡大
研究責任者 |
櫨原 弘貴 福岡大学, 工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | これまで適用が難しかったコンクリート構造物にコストパフォーマンスに優れるコンクリート用表面含浸工法を適用するための材料および技術開発を行った。その結果、当初の目標を達成することができ、 本材料および技術を実用化するための取り組みとして、実構造物に試験施工を行うまでに至った。本工法は、コンクリート構造物の維持管理が急務な課題となっているEU、アメリカ、アジア諸国などにも海外展開が可能であるため、その波及効果は大きなものになっていくと考えている。実際に本材料を波及するためには、今の材料をさらに効果の高いものに改良して効果を安定的にすること、その他に施工後の効果を確認するための非破壊検査手法を開発し、劣化予測を行うシステムを整える必要がある。
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