がん細胞特異的結合ペプチドのインビボスクリーニング
研究責任者 |
宍戸 昌彦 岡山大学, 自然科学研究科, 特命教授(研究)
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 新規蛍光法を用いたインビトロスクリーニングにより、乳がん細胞MCF7への結合量が他のがん細胞と比べて8倍程度に達するペプチドを見出すことができた。それらのペプチドを、A431およびMCF7の2種類のがん細胞を左右腹部に移植した担がんマウスを用いて、インビボスクリーニングした結果、A431あるいはMCF7特異的結合ペプチドが見出された。このペプチドを64Cu-DOTAで放射標識し、それを2種類のがん細胞を移植した担がんマウスに静注した。OMICのPET装置を用いてイメージングを行った結果A431がん細胞が特異的に放射標識され、イメージングができることが確認された。以上により、本新規ペプチドスクリーニング法の有用性を明らかにし、スクリーニングされたペプチドはPETイメージングに使用できることがマウスで確認された。
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