研究責任者 |
森田 真也 滋賀医科大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究課題において、我々が開発した酵素蛍光定量法を用いて、血漿、リポタンパク(LDLならびにHDL)および血球細胞中に含まれるホスファチジン酸(PA)およびホスファチジルセリン(PS)の定量測定を可能にすることを目標とした。以前開発した酵素蛍光定量法そのままでは不十分であったため、改良を行った。それにより、リポタンパクとしてLDLならびにHDLおよび細胞内に含まれるPAとPSの高感度かつ高精度な定量を実現できた。このことから、当初の目標は、ほぼ達成できたとみなせる。今後は、実用化に向けて、企業と共同で本酵素蛍光定量法のキット製品化を進めていく。
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