高感度質量分析法による炎症プロテオーム動態の絶対定量解析基盤の確立と診断応用
研究責任者 |
東山 繁樹 愛媛大学, プロテオ医学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 慢性炎症病態では、各種の免疫担当細胞が活性化され、炎症組織はもちろんの事、血液、尿等におけるタンパク質動態が変化する事が知られている。この炎症によって引き起こされるタンパク質のプロファイル(Proteome:プロテオーム)変動を、絶対定量解析によりモニタリングするシステムを構築することを目指し、炎症関連タンパク質の安定同位体標識リコンビナントタンパク質(ケモカインおよびその受容体10種、造血因子およびその受容体8種、細胞傷害因子およびその受容体9種、細胞増殖因子およびその受容体10種、メタロプロテアーゼ9種、オーファン受容体も含む各種GPCR7種、計53種)を作成し、絶対定量に向けた質量分析情報を取得、データーベース化した。
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