Cys-タグ付抗体を利用した次世代型高感度抗体チップの開発と応用
研究責任者 |
古元 礼子 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | マレイミド基導入基板(マレイミド基板)にタグ付蛋白を結合させる技術を利用し、抗体チップを開発する。核となる技術は免疫グロブリンG(IgG)重鎖のC末端部にタグを付加したモノクローナル抗体を作製することである。この技術の確立のため、本研究期間内に遺伝子組み換え技術を用いてIgG重鎖のC末端部にタグを導入した抗体を培養細胞発現系で作製し、マレイミド基板に固定した。今後、タグ付モノクローナル抗体大量生産システムの確立を行う。次にタグ付抗体の固定条件の検討を行い、抗体チップのプロトタイプを作製し、実用化・技術移転を目指す。
|