概要 | カテリシジンファミリーのCAMP遺伝子およびBMAP遺伝子の塩基配列から人工遺伝子を作成し、発現ベクターに組み込んだ。それぞれの遺伝子については配列中の両端のプライマーに15塩基を付加した形でプライマーを作成した。これをPCRで増幅し、PCR産物をカラム精製した。発現ベクターpRI201-AN(10,432bp)は形質転換植物における外来遺伝子の高発現を目的としたベクターとして選択した。東日本大震災のためトマトの栽培が順調に進まなかった。癌細胞は種類によって感受性が異なっていた。抵抗性を示す大腸癌細胞をターゲットとしてペプチドの改変を行った。アナログペプチドにおいて大腸癌細胞に対して、はじめて増殖抑制およびアポトーシス誘導効果が示すことができた。
|