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堤防、護岸、道路盛土の浸水・空洞形成危険度判定方法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 上野 勝利  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要土構造物にとって内部への浸水は、含水比上昇による土の強度の低下や、排水に伴う土粒子の流亡による空洞化など、重大な問題を引き起こす。そこで長大な土構造物の維持管理に適した、検出範囲が既存の計測器に比べ格段に広い、単純で低コストな施工性のよいセンサを開発した。さらにセンサ埋設位置での空洞の幅と測定値の変動の大きさとの関連を見出し、空洞化の危険性を評価する方法を開発した。また、カラム試験を行い、本方式によるセンサと、既存の計測器の性能比較を行ない、性能的に遜色のないことを確認した。今後は堤防など実構造物での試験計測を行い、実用性を高めていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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