研究責任者 |
原田 彰宏 大阪大学, 医学系研究科細胞生物学教室, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 目標:膵臓インスリン分泌細胞特異的にSNAP23蛋白を欠損するマウスではグルコース刺激後のインスリン分泌が亢進した。そこでSNAP23に結合する低分子化合物をスクリーニングし、特異的に結合するいくつかの化合物を得た。本課題ではインスリン分泌細胞株やマウスを用いてその化合物のインスリン分泌への作用を調べる。 達成度:インスリン分泌細胞株に低分子化合物を投与し、グルコース刺激後のインスリン分泌が亢進するいくつかの化合物を得た。 今後の展開:細胞を用いて濃度依存性や毒性を更に調べ、有望そうな化合物についてはマウスに投与してインスリン分泌の亢進を調べ、糖尿病の治療薬としての可能性を探る。
|