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DNAスポンジの資源・環境技術への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村田 静昭  名古屋大学, 大学院環境学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要DNA―キトサン複合体をDNAスポンジとして、有害物質を沈澱除去する研究を実施した。このDNAスポンジは、量子ドット、カーボンナノチューブなど様々なナノ物質を水溶液中から高効率で除去できた。その結果、DNA-凝縮剤組み合わせは、「第1世代のDNAスポンジ」として多様な汚染物質の除去への実用化を目指したステップに進められることを確認した。DNAをゲル化すると、物質を吸着したDNAを水溶液から簡便に分離できた。DNAゲルは、「第2世代のDNAスポンジ」として貴金属やレアメタルなど有価物質のイオンを効率よく吸着することを見出した。今後、スポンジとしてする低いグレードのDNAの供給に関する研究および第2世代のDNAスポンジによる有価物質の回収に関する研究を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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