新規体液採取器具によるインフルエンザ抵抗性体質の簡易鑑別法の確立
研究責任者 |
高木 邦明 静岡県立大学, 薬学部, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 本研究事業は高騰する医療費軽減を目的に抵抗性体質の簡易鑑別法の確立を目標としている。具体的には、ムチン5Bと選択的に結合するファージペプチドをライブラリーから選別し、そのファージが保有するペプチドのアミノ酸配列を決定することが目標であった。実施内容としては、唾液をムチン含有成分とムチン不含成分に分け、ムチン含有成分と結合するファージを4クローン得た。そして、当初の目標通りアミノ酸配列を推定できた。今後は、一般被験者を対象に各クローンの有用性を検証し予防医学貢献用のキット化(製品化)に結びつけたい。
|