脳炎ウイルス感染モデル動物を用いた抗ウイルス剤の有用性の検証
研究責任者 |
左 一八 静岡県立大学, 薬学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 抗デングウイルス活性を有する既特許化合物について、同属の日本脳炎ウイルスを用いた感染モデルマウスを用いたin vivo解析を行い、その有効性を評価することを目標に試験を実施した。当該化合物はウイルス感染によるマウスへの神経病原性を軽減させることを見出した。このことから当該化合物が動物レベルで作用することが示され、本研究目的はおおむね達成された。今後は抗デングウイルス剤としての実用性の検証を異なる投与経路の検討を進めていくことにより、抗デングウイルス薬開発への事業展開を目指す。
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