研究責任者 |
山田 哲也 東北大学, 大学院医学系研究科代謝疾患医学コアセンター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 独自に開発したDNAアレイでの検討により見出された2 型糖尿病と関連するCNV に特化し、第4 番染色体4p16.3 領域の約800kb-1.7Mb の範囲内のコピー数の減少を、定量PCR にて検出することを目標とした。これまでに18種類のプライマー/プローブ配列を検証することによって、患者のすべてにおいてコピー数減少を検出する共通のプライマー/プローブ配列を見出すことはできなかったが、一部の患者においてコピー数減少の検出に成功した。このことは、定量PCRのシステムがコピー数の減少を検出できるポテンシャルを有していることを示しており、更に配列の検証を進めることによって、より感度を高め得ることが期待できる。
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