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体内ロボット用 磁界共振形非接触エネルギー伝送システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 水野 勉  信州大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要治療機構や自走機構を有する体内ロボットが検討されており、十分な電力(30 mW)を得るためにはロボットへの非接触エネルギー伝送が必要不可欠である。そこで、磁界共振形非接触エネルギー伝送システムにおいて、交流抵抗を低減できる磁性めっき線の採用、受信コイルの内側に配置したフェライトコアによって、コイルのQ値と結合係数の両者を増加させることで、伝送電力30 mW、最大効率25%以上、さらに、位置ずれに強いことを実証して目標を達成した。今後は、実用化のために、磁界共振形非接触エネルギー伝送システムが生体に及ぼす影響(電磁波暴露に関するICNIRPガイドライン)、医療機器に与える影響等について次ステップの研究で検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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