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iPS細胞を用いた喉頭・気管上皮の再生技術に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大森 孝一  福島県立医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要(目標)多分化能と増殖能を有し臨床応用において倫理的問題や免疫拒絶反応を回避しうるiPS細胞から喉頭や気管に存在する線毛上皮細胞への分化誘導法を確立し、分化誘導した細胞をスキャフォールドとともに実験動物へ移植して喉頭・気管の上皮を再生させる技術を開発する。 (達成度)iPS細胞から胚様体を作成し、activinおよび塩基性線維芽細胞成長因子を添加した無血清培地で培養したところ、胚様体の一部に線毛様構造を有する上皮組織への分化が確認された。 (今後の展開)より効率的な線毛上皮への分化誘導に必要な条件(添加する成分の濃度調整など)を検討し、実験動物への移植実験を通じてiPS細胞由来線毛上皮細胞移植による喉頭・気管上皮の再生を図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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