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高付加価値化を目指した健康食品キチンオリゴ糖の発酵製造技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤井 豊  福井大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要健康食品として知られるN-アセチルグルコサミンよりさらに健康食品としての価値の高いキチン6オリゴ糖の効率的生産方法の開発を目指した。土壌細菌由来のキチンキトサンの強分解菌、フクイネンシスおよび弱分解菌による発酵法、培養上清分解法およびリコンビナント酵素分解法を試験した。その結果、重粒子線照射による変異改変を行うことなく、その培養上清分解法とリコンビナント酵素分解法により、重合度1~20残基ほどのキチンオリゴラダーの効率的生産法を確立し、モノマー比10%を超える57%の6オリゴ糖の生産を可能にした。この方法では、十数残基からなるオリゴ糖が効率よく生産できるため、より多彩な健康食品への応用やその他の利用が見込まれる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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