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生体センサーを利用した環境ストレス検出系の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 雅之  東北大学, 大学院医学系研究科, 教授・研究科長
研究期間 (年度) 2011
概要活性酸素や環境汚染化学物質に加えて、酸素や栄養の過不足は生体にとってストレスの原因となる。本研究では、「環境ストレス」に対して生体が備えている防御システムを利用し、環境ストレスモニタリング系の開発を行った。転写因子NRF2が各種環境ストレスによって細胞内に蓄積することに着目し、NRF2と蛍光タンパク質を融合したプローブを構築して、主に酸化ストレスを感知する検出系の確立に成功した。NRF2は様々な疾患に関与していることから、本システムを応用したNRF2活性化剤の化合物スクリーニングを開始した。また、造血因子エリスロポエチン(EPO)の遺伝子発現が低酸素ストレスによって亢進することから、EPO遺伝子発現に同調して蛍光タンパク質を発現する遺伝子改変マウスを用いた低酸素モニタリング系も開発した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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