河川放流用アユに対する攻撃性を利用した種苗性判別手法の開発
  
  
  
 
  
  
   
    
    
    
    
      
        
      
      
        
          | 研究責任者 | 山本 充孝  滋賀県水産試験場, 未登録, 主査 | 
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     | 研究期間 (年度) | 2011 | 
    
    
    
    
    
    
    
    | 概要 | 1990年頃から河川に放流したアユが友釣りで釣れない状況が続いており、よく釣れる放流アユの飼育技術が求められている。本研究では、最近、アユ養殖場で問題となっている『アユの非感染性スレ症』がアユの攻撃行動によって起こることをヒントとして、釣れるアユを事前に判別する簡便な種苗性評価手法を開発した。この評価手法はアユの生産者が実施できる魚の死亡率を指標とするもので、野外での模擬放流実験における縄張り獲得状況と対比してその妥当性を検証した結果、なわばり形成率とスレ症による死亡率には高い相関があり、種苗性評価手法としてアユの攻撃性が利用できることが明らかとなった。 | 
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