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ナノスプレードライヤーによる吸入用遺伝子粉末製剤調製条件の最適化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡本 浩一  名城大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要ピエゾ式ナノスプレードライ(nSD)法を用いた遺伝子粉末吸入製剤の開発を行った。生分解性ポリカチオンであるPAsp(DET)およびPEG-PAsp(DET)をベクターとして添加することにより、噴霧過程で生じる遺伝子の分解を抑制できた。全ての製剤はnSD特有の球状で空気力学的粒子径は3μm前後であった。吸入特性はPEG-PAsp(DET)製剤ではベクターの占有率が大きいためコントロール製剤よりも低下したが、混合製剤においては維持することができた。in vivo遺伝子発現効果は、PEG-PAsp(DET)製剤が優れており、nSD法が有用な遺伝子粉末製剤調製法となる可能性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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