音響トモグラフィー法を利用した河川流量の自動計測システムの開発
研究責任者 |
川西 澄 広島大学, 大学院工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 音響トモグラフィー法を利用して河川流量のリアルタイム計測を実現するためには、河川の両岸で記録されている音響データをデータ集中局に集めて処理する必要がある。本研究開発では無線LANブリッジ(最大伝送距離4km)により両岸で受信したデータをFTPサーバーに集めた後、FOMA網を利用してデータ処理局に転送処理し、この目標を達成した(30秒~1分間隔で受信した音響データの連続伝送に成功した)。さらに、一般の実務者が計測システムを運用できるように、システムパラメーターの設定および計測データを処理・解析できるアプリケーションプログラムを開発した。
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