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固液界面における不均一核生成を利用した層状ケイ酸塩大型結晶の迅速成長合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岩崎 智宏  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要機能性素材としての応用が期待されるアイラアイトを高効率で合成するために、その結晶核の生成と結晶成長を制御する手法について検討した。生成物の粒子径を20μm以上とし、72時間以内に収率を90%以上とすることを目標に、出発原料溶液をジルコニアボールとともに加熱する前処理を用いた合成法を開発した。前処理条件や反応温度等について検討したところ、合成時間は従来法の約4分の1まで短縮できた。しかし、反応速度の増加のために不均一核生成を促進させた結果、相対的に結晶成長が抑制され、今後の課題となった。これは、結晶核生成の理論解析を通じ、不均一核生成と結晶成長の各過程の詳細を明らかにすることで改善できると考える。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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