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近赤外発光を有するビスホウ素錯体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 窪田 裕大  岐阜大学, 工学部, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要固体状態において近赤外領域に蛍光を示す色素の開発を目指し、新規な色素であるビスホウ素錯体の合成を行った。2種類のビスホウ素錯体1および2を合成し、これらが近赤外固体蛍光材料として有用であることを明らかにした。固体状態での蛍光特性は以下のとおりであった:最大蛍光波長(1: 641nm, 2: 716nm)、量子収率(1: 0.07, 2: 0.01)。今後、開発した新規色素へ電子供与基や電子求引基などを導入することで蛍光波長の制御(長波長化)の検討、また、ホウ素原子上への嵩高い置換基の導入による量子収率の向上について検討する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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