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量産型竹チップ作製技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森岡 和美  阿南工業高等専門学校, 地域連携・テクノセンター, 特命教授
研究期間 (年度) 2011
概要竹の繊維を製紙等に利活用するため、従来方法の低い生産性や騒音問題を解決して、竹素材から約30mm角の竹チップを量産する技術を開発し、コスト低減を図るための研究である。本研究では、基本構想図に基いた量産対応の竹チップ作製装置を具体設計、製作、稼働テストを行い、技術評価まで実施した。評価の結果、上記の目標に対して、チップ作製能力以外は達成した。課題は工程の途中で竹片が分割刃物に詰まる問題が発生し、これを手で除去する作業が頻繁に必要となり、稼働率が大幅に低下した。今後は技術課題として明確になった竹分割後の刃物間の詰まりと、チップ寸法との相反する問題を解決し、量産化レベルまで到達したいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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