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炭素繊維を用いた触媒担持型DPFの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 和弘  名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要ディーゼル車は高い熱効率を持っているが、排ガス中の微粒子(PM)が問題になっている。白金触媒を担持した既存のディーゼルフィルター(DPF)は、耐熱性が弱いためPMの燃焼により触媒が損傷し、フィルターの基材内部に亀裂が入るなど耐久性にも問題があった。特に、白金はレアメタルであるため、従来の方法とは異なる新しいPM処理技術の確立が急務である。そこで、耐熱性の高い炭素繊維に着目した。本研究では、低温で微粒子を酸化するため触媒を担持した炭素繊維フィルターを用いて、ディーゼル微粒子を想定したカーボン粒子の酸化実験を行い、排気ガスの後処理過程を実験により評価した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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