革新的分子イメージング技法を駆使するREIC遺伝子関連医薬の基盤開発
研究責任者 |
藤井 康之 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 分子イメージング技法を駆使する橋渡し研究を通じ、REIC関連医薬創製に向けた創薬モデルの構築・検証を行った。がん集積性のPETプローブ(11C-Choline・18F-FDG)をOMIC(おかやまメディカルイノベーションセンター)のPET実験施設で合成し、前立腺がんモデルマウスに投与、小動物用PETカメラによって腫瘍への集積を確認した。これにより、REIC遺伝子関連医薬のPET技術によるがん治療効果評価系の構築に見通しがついた。また、REICタンパク質の免疫賦活化ドメインである17kD-REICタンパク質のMALD-TOF-MS解析を実施、MSイメージングによる当該タンパク質の組織発現の検出条件を決定した。
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