異所性石灰化を的確に診断するためのPET画像診断技術の開発
研究責任者 |
荒木 元朗 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科 泌尿器病態学分野, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 申請者らは、動脈硬化部位の位置およびサイズを把握できる、近赤外蛍光標識抗体を用いた非侵襲的なin vivoイメージング法を開発してきた。本研究では、おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)のサイクロトロンで製造した64Cuを我々が開発した動脈硬化病巣・異所性石灰化の認識抗体に標識し、動脈硬化モデルマウスに投与、陽電子断層撮影法(PET)により動脈硬化病巣への集積性および体内動態を解析する。また、これまでの取得抗体は、全て胸腺非依存的抗原(TI抗原)に対するIgM分子種であり、より診断・治療に適した高親和性・高特異性のIgG抗体取得のため、胸腺依存的抗原(TD抗原)を模倣する人工免疫原を用いたリンパ節技法を試行する。
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