研究責任者 |
山下 義裕 滋賀県立大学, 工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 1 ゾルゲル法によるナノ繊維の繊維径制御(目標50nm)は作成条件を精密にコントロールすることで作製が可能となった。今後は実用化に向けた取り組みを行う。 2 ナノ繊維固体電解質膜の厚み安定性はエレクトロスピニングによるナノファイバーの積層時間と吐出量をコントロールすることで均一な膜厚を安定して作製できるようになった。 3 イオン伝導体の種類は基本的なLLTOの組成ならびに他の合金の作製と評価を行った。 4 全固体リチウムイオン2次電池のモデル構築による充放電特性評価は2極セルを用いてその充放電特性を調べた結果、ナノファイバーの比表面積が大きいほど重量容量密度は増加した。このことからナノファイバー化することのメリットが明確となった。
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