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微生物を用いた太陽電池発電層の合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 斎藤 茂樹  立命館大学, 立命館グローバルイノベーション研究機構, ポストドクトラルフェロー
研究期間 (年度) 2011
概要微生物によるセレン化銅、セレン化インジウム、セレン化ガリウムの合成を目指した。先ず、セレン汚染土壌から単離された 33 菌株から、セレンオキシアニオン還元活性を指標に本研究課題に使用可能な菌の探索を行い、12 菌株を選抜した。キレート剤を用いて培地中での金属イオンの析出を抑える条件の検討を行い、単離された Bacillus 属細菌を用いてセレン化銅の合成を試みた。塩化銅と亜セレン酸を含む培地中で本菌を好気的に培養したところ、薄膜状の物質の生成が確認された。EDS 分析の結果、合成された薄膜はセレンと銅を含むことが確認された。今後薄膜中のセレンと銅の結合様式について分析を行う。またセレン化インジウム、セレン化ガリウムについては他の菌株を用いて合成を進めていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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