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非結核性抗酸菌症の臨床検査を目指した病型判定法の最適化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 菊地 利明  東北大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度) 2011
概要非結核性抗酸菌症は致死的な慢性呼吸器感染症に進展し得る疾患である一方で、病状が数十年間安定している病型も知られている。進行型と安定型のどちらの病型かを判断する方法はなく、本症を診療する上で大きな課題となっている。先行研究では、非結核性抗酸菌症患者の病型は、その患者から検出された非結核性抗酸菌に依存し、菌ゲノム上に散在する多型縦列反復配列領域内反復数で、病型を予測できることを示した。しかしこの先行研究では、菌ゲノム上の多型縦列反復配列領域16ヶ所を調べなければならず、臨床検査法として技術移転を進める上で大きな障害となっていた。これに対し当該研究開発では、当初の目標を上回る感度と特異度を保ったまま、病型を予測するのに必要な解析領域数を目標の4分の1にまで減らすことに成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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