研究責任者 |
片岡 孝夫 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | ナトリウムポンプは、細胞膜上に存在するイオンポンプであり、細胞からナトリウムを排出しカリウムを取込む。動物細胞では、おもにナトリウム濃度勾配によって浸透圧が調節され、ナトリウムポンプを阻害することによって動物細胞は死に至る。本研究課題では、ナトリウムポンプを薬剤選択マーカーと検出用表面マーカーの性質を兼ね備えた「新規マーカー遺伝子」として開発することを目的とした。本研究課題では、改変型ナトリウムポンプを作製し、動物細胞における発現や機能を検討した。今後、改変型ナトリウムポンプが汎用性や有効性に優れた新規マーカー遺伝子である可能性を検証する。
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