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共鳴振動を用いた青果物の非破壊熟度判定技術と装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 櫻井 直樹  広島大学, 生物圏科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要研究の目的は、非破壊で青果物の硬度を測り熟度を推定する技術と小型装置を開発することである。熟度を推定するための基礎となる硬度を計算するためには、青果物の第2共鳴周波数を正確に測定する必要がある。この第2共鳴周波数を高い再現性および精度で測る技術と装置を開発することを目標とした。これまで振幅から共鳴周波数を同定していたが、果実の熟度が進み硬度が減少すると、共鳴ピークが不明瞭になる欠点があった。そこでより感度の高い位相から共鳴周波数を見つけるアルゴリズムに切り替えた。また、青果物を振動台に載せ、片手で上から受振器を載せるタイプの装置を完成した。これにより、メロン、アボカドの、硬度を正確に短時間で測定することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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