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高ガスバリア性ポリマー系ナノコンポジットを用いた真空断熱チューブの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 真田 和昭  富山県立大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発は、現在実用化されている真空断熱材と同等以上の断熱性能を有し、かつ力学的強度に優れた真空断熱チューブの開発を行ったもので、建築用断熱材等としての実用化を目指し、地球環境問題解決に貢献することを目的とした。PET容器を用いた断熱性能評価を行った結果、輻射防止処理を施すことで、未処理の場合に比べて約2.6倍断熱性能が向上し、ガラスウールと同程度の断熱性能を示した。また、溶融混練法によるナノクレイ/PET樹脂コンポジットの作製と特性評価を行った結果、PET樹脂に比べて、剛性は1.3倍程度に向上したが、強度は0.8倍程度に低下した。今後、新たな輻射防止技術とナノクレイ分散技術を開発する必要がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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