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脂肪酸合成マスター調節因子を利用した高油脂含有ダイズの分子育種法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 湯淺 高志  九州大学, 大学院農学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要ダイズ子実の油脂含量増大を目指してマスター調節遺伝子WRI1ホモログに着目した。ゲノム中の6個のWRI1候補のうち子実肥大初期に顕著に発現するGmWRI1-3を同定した。ダイズに2つのWRI1サブグループが存在し、シロイヌナズナやトウモロコシのWRI1とは別のサブグループがダイズ子実の油脂合成に関与することが推測された。 またWRI1が認識するcisエレメント「AW-box」を脂肪酸合成酵素のGmKAS1とGmBCCP2のプロモーター領域に特定した。今後はGmWRI1遺伝子特許を取得し、GmWRI1-3過剰発現ダイズを作成して油脂含量の評価を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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