ヒアルロン酸とのハイブリッド糖鎖の自動合成システムの開発
研究責任者 |
柿崎 育子 弘前大学, 大学院医学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、酵素的に合成されたヒアルロン酸の構造を含むハイブリッドオリゴ糖の実用化を目指し、オリゴ糖の分離・精製工程の省力化を目標とする。1)ミリグラムスケールのオリゴ糖のHPLCによる分離・精製の効率化を図るために、カラムスケールに応じた分離条件を決定した。2)分離、精製の各ステップをつなぐHPLC流路系の検討を行った結果、複数台連結したHPLCシステムを用いた閉じられた流路での連続性を確保した精製システムを提案することができた。今後は、大量スケールでの分離条件の決定と、酵素的な合成を行うカラムと分離HPLCとの連続性を確保するようなシステムの開発を目指す。
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