研究責任者 |
角田 龍則 富山県工業技術センター, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、色素増感太陽電池用電解質の印刷による形成、その光電気変換効率が6%以上であることを目的に電解液をゲル状にして酸化物粉末を添加したものを作製し、それを使用した色素増感太陽電池の評価をおこなった。最初に、酸化チタン膜の微細構造評価、色素吸着状態の評価をおこない、その後ゲル状電解質の評価をおこなった。酸化チタン膜の微細構造の評価について比表面積と硬度などから変換効率との関係を調査した。結果としてゲル状電解質を用いたセルを作製し変換効率6%が達成できた。しかし、長期信頼性の目標は達成できなかった。
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