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高活性酸素発生触媒である単核ルテニウムアコ錯体を用いた水素生成型太陽電池の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 平原 将也  新潟大学, 新潟大学産学地域人材育成センター, 研究員
研究期間 (年度) 2011
概要エネルギーおよび環境問題を背景に次世代エネルギー供給源として可視光水分解システムの構築に大きな関心が寄せられている。申請者は高活性酸素発生触媒を有する水素生成型太陽電池の開発を目的として、高活性な酸素生成触媒であるルテニウムアコ錯体と光増感剤であるトリス(2,2'-ビピリジン)ルテニウム部位をリンカー配位子によって連結した二核錯体を合成した。紫外-可視吸収スペクトル測定、発光測定、質量分析スペクトルおよび電気化学測定によって合成二核錯体を同定した。二核錯体において、ルテニウムアコ錯体部位が光増感部位の発光を効率よく消光することを明らかにし、合成した二核錯体が水素生成型太陽電池の水の光酸化分子素子として十分適用可能であることを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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