研究責任者 |
行木 啓記 愛知県産業技術研究所, 工業技術部環境材料室, 主任研究員
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 液中プラズマ法により、白金/アルミナ複合化ナノ粒子の合成を試みた。得られた試料の透過型電子顕微鏡観察やX線回折の結果より、白金が均一にアルミナ上に分散した複合ナノ粒子の生成が確認できた。白金の粒径は数~10nm程度であり、アルミナの比表面積については、最も大きい試料で40m2/gであった。また、この複合化ナノ粒子に関連し、「知の拠点」に建設中の中部シンクロトロン光利用施設の活用を念頭においた放射光測定により、SPring-8や広島大学放射光科学研究センターにて、銀および金ナノ粒子の材料評価を行った。その結果から、ナノ粒子の溶液中の状態と触媒性能の関連において、有用な知見を得ることができた。
|