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簡易・迅速・低コストな土壌の重金属汚染判定キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 壹岐 伸彦  東北大学, 大学院環境科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では土壌汚染対策法の趣旨である土壌汚染リスク評価に資するため、現場で簡易に使用できる交換態重金属汚染の簡易判定キットを開発する。本キットはTCA土壌抽出法とそれに引き続く2種類の分離検出法(TLC法とメンブレン法)から構成され、対象とする重金属はCd, Pb, Hgである。TLC法では同時多成分測定、メンブレン法では高感度Hg測定を行う。TLC法に関してはTCA法との結合で予想外の問題が生じ、現在解決を急いでいる。一方メンブレン法は基準値(0.5ppb)レベルの土壌中Hgの存在を判別できるレベルにほぼ仕上がっており、技術移転、製品化を急ぎたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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