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Petal Effect機能を応用した電力不要で安定な集水膜および集水装置の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西出 利一  日本大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要Petal Effect機能を応用して、空中の水分を捕集する電力不要の集水膜および集水装置を開発した。Petal Effect機能を発現するヒドロキシ酸およびアミノ酸含有ハフニア薄膜を作製し、撥水性、水滴の保持性および滑落性を調べた。その結果、グリシン含有ハフニア薄膜が、高い水滴保持性と良好な滑落性を示したので、主にこの薄膜を集水膜として検討し、水捕集性を簡易集水評価装置で調べた。水捕集性は集水板の傾斜角度によって変化し、その中でも3種類の傾斜角度のとき、水捕集量は多かった。この結果に基づき、傾斜角度の異なる3種類の集水モデル機を試作して、集水性を調べたところ、簡易装置とほぼ同様の結果が得られ、良好な水捕集性を示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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