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大豆食品廃棄物のビフィズス菌増殖促進効果の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤田 清貴  鹿児島大学, 農学部, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本課題では、大豆種皮を用いたβ-アラビノオリゴ糖鎖含量測定及びビフィズス菌増殖促進効果の検証を目標とした。黄大豆種皮中のβ-アラビノオリゴ糖鎖の含有量は0.7%であり、黒大豆種皮も同等であった。また、大腸に常在するビフィズス菌であるBifidobacterium longumが、黄大豆皮を炭素源とした培地で増殖促進効果を示すことが確認された。さらに、黄大豆皮から調製したβ-アラビノオリゴ糖鎖を有する糖タンパク質(エクステンシン)にもB. longumの増殖促進効果を確認することが出来た。以上のように、ビフィズス菌増殖促進効果を有する食品として大豆種皮が利用できることを明らかにすることが出来た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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