研究責任者 |
喜多 理王 東海大学, 理学部物理学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 研究責任者の「非平衡系の分子物性」研究では、屈折率を高い精度で取得することが極めて重要である。しかし、精密に制御された温度条件下で、広い波長にわたり、高い精度で屈折率を計測できる装置は見当たらない。本申請課題では、厳密な温度制御機能、測定制御、データ処理機能を組み合わせ、波長400nmから780nmの任意の波長で屈折率を測定するシステムを開発することが目標である。その基本的なハードウェアの設計・製作は順調に進行し、目標精度の達成および計測時間の短縮を鑑みるとその達成度は50%である。基本的な技術的な課題は解決できているので、今後も研究を継続することで本申請課題の目標を100%達成できると考えられる。
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